【第1部】
日 時:2019年11月7日(木) 18:30〜19:45
講 師:慶應義塾大学経済学部教授
ファイナンシャル・ジェントロジー研究センター長
駒村康平氏
内 容:「長寿社会における金融老年学の可能性」
会 場:慶応大学三田キャンパス南校舎4階「ザ・カフェテリアB」
【第2部】19:45~21:00
講演会終了後、「ザ・カフェテリアA」にて懇親会を行いました。
老後2000万円問題とG20福岡ポリシー・プライオリティといった最近の話題を交えた導入で、あっという間にお話に引き込まれました。
金融ジェロントロジーと聞くと難しい学問なのではないかという印象を持っていましたが、FPが身近に相談を受ける高齢者について知っておくべき知識であることがよくわかりました。
年齢とともに低下する認知機能や、金融リテラシーや自信過剰バイアスについても解説。若い人よりも高齢者がだまされやすくなる行動変化と資産管理・運用の関係についても深堀して解説していただきました。
個人金融資産約1800兆円の7割近くを高齢者が保有する中、金融資産が高齢化と投資の不活性化に着目することの重要性がよくわかりました。